不動産屋のフリートーク 2020年10月
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不動産屋のフリートーク

不動産情報他・雑談・世界史とか

契約書に購入目的を書く理由

第95条(錯誤)
意思表示は、次に掲げる錯誤に基づくものであって、その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして
重要なものであるときは、取り消すことができる。
一 意思表示に対応する意思を欠く錯誤
二 表意者が法律行為の基礎とした事情についてのその認識が真実に反する錯誤
前項第二号の規定による意思表示の取り消しは、その事情が法律行為の基礎とされていることが表示されていた
ときに限り、することができる。
錯誤が表意者の重大な過失によるものであった場合には、次に掲げる場合を除き、第1項の規定による意思表示の
取り消しをすることができない。
一 相手方が表意者に錯誤があることを知り、又は重大な過失によって知らなかったとき
二 相手方が表意者と同一の錯誤に陥っていたとき
第1項の規定による意思表示の取り消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。




上記2020年4月施行の改正民法第95条第1項第2号において いわゆる
「動機の錯誤」を「表意者が表意者が法律行為の基礎とした事情についての
その認識が真実に反する錯誤」と規定し、その事情が法律行為の基礎と
されていることが表示されているときは、その意思表示を取り消すことができる
つまり 解除ができるという明文規定が置かれました。

法律用語で「動機の錯誤」とは、意思表示をするに至るまでの原因・動機・目的の
段階で誤解があった場合を表します。

これに伴い不動産売買において、買主が購入目的を表示しそれが「動機の錯誤」
と判定された(「購入目的」=「動機」ではありません)とき、
契約を解除される場合があるわけです。



なので 我々が買主から口頭で 「この中古戸建 壊さずそのまま利用します。」
等意思表示された場合、それを売買契約書・重要事項説明者に記載する等するように
しているのです。








  1. 2020/10/19(月) 11:36:19|
  2. 不動産
  3. | コメント:0

問題を提起する人が優秀なので

今、ビジネスの現場では 「問題を解決する能力」より
「問題発見・提起の能力」の方が求められているそうです。

市場に多くの不満・不安・不便といった問題が山積していた
20世紀の後半までは様々な問題を解決し正解を出す人が高く評価され、
高額の報酬を得ることができました。

日本のビジネスリーダーもこれまで長いこと「問題を解く」
ことに長けた人々でした。 

しかし、AIの時代 問題解決能力は供給過剰だそうです。

詳しくは→ こちらの記事


つまり重要なのは、問題を提起することです。


菅義偉首相が日本学術会議から推薦を受けた
新会員候補者6人の任命を拒否した件が話題です。


TVやネットを見ると 人事のことより日本学術会議の制度設計の見直しや
民営化などの問題解決案の話題で持ち切りです。


政府側も 学術会議の問題解決方法なんかは 当然分かっていて
また 任命拒否でバズるのも想定内だったのでしょう。


最初からこれを世間に問題提起することが目的だったわけです。


おわり


















  1. 2020/10/11(日) 17:59:06|
  2. ニュースとか
  3. | コメント:0

不動産屋もハンコ文化

社会人であれば誰しも 実印、銀行印、認印の3種類(または兼ねて2種類)
の印鑑くらいは持っているでしょう。

そして 車や家を買う際の契約書、銀行での出金
郵送・宅急便の受取等 様々な場面で必要です。


また、ビジネス等の現場においては、代表者印(実印)や銀行印、
会社印(認め印)をはじめ、役職員や個人印が存在しています。

決裁文書、稟議書、始末書等 これも様々な場面で
ハンコが必要です。

日本の社会でリモートワークが進まないのは
このハンコ文化のせいだとも言われています。

電子署名、電子印鑑、電子契約が可能な時代、
この日本のハンコ文化はいかがなものか?という議論は
以前から存在しました。



先日、河野太郎・行政改革担当相は 行政手続き上の「ハンコ」について、
大半は廃止できるとの見通しを自身のTwitterアカウントで明らかにしました。


これを機に 社会全体でも徐々にハンコ文化が無くなっていくでしょう。


と言いつつ我々不動産屋も 各契約書類、 重要事項説明書、預かり証等
様々な場面でハンコが必要な業界です。

これらの捺印には 主に本人確認と意思確認の意味があります。
不動産の契約をする際、めちゃくちゃハンコを押さなければいけません。

なので 行革大臣、次はこれも少なくする方向でお願いします。







  1. 2020/10/05(月) 11:40:48|
  2. 雑談 
  3. | コメント:0

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Author:kitaosakaj
大阪市淀川区の不動産屋です。

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