所有者不明の土地


先日、「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法」が参院本会議
で可決成立しました。 

所有者不在の土地があるのは 所有権移転登記、中でも相続登記ができて
いないのが主な原因です。

相続を繰り返すと 一筆の土地に数十人の権利者がいることも
めずらしくありません。

そうした土地は、2016年時点で約410万haと九州全土よりも大きいとされ、このまま
対策を講じなければ北海道相当の規模にまで拡大するとされています。


空き家問題は住宅地でさえ 深刻になっています。 

これに加え 土地活用が難しい市街化調整区域に 所有者不在の土地が
増えると 今、ニュースで話題になっているような犯罪の温床に
なるかもしれません。




国土交通省が2月に行った「空地所有者へのWEBアンケート」によると
空地所有者のうち 47.4%が「土地を所有することに負担を感じた
ことがある。」と回答しています。

また76.6%が「土地所有権の放棄を認めてもよい。」とも答えています。

もちろん政府も 利用権の設定などそのような土地を有効活用しようと対策
を考えています。


ですが 最終的には所有者不明の土地なんかは 国や地方公共団体が
職権で売却できるくらいまで踏み込まないと この問題は解決しないでしょう。




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