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単式簿記と複式簿記


単式簿記とは家計簿や銀行通帳、簡単な収支表(収入と経費を記録した
だけのもの)等 単一の勘定における現金の出入りを記録するものです。


これに対し複式簿記とは 現金の出入りだけでなくそれに伴う資産の
価値を表すこともできます。 いわゆる貸借対照表(B/S)というやつです。

が、ここで複式簿記の説明をすると長くなるので カットします。


確定申告で説明すると 青色が複式簿記で白色が単式簿記で
記帳しています。



複式簿記で記帳すると 資産、収入、利益といった実績を表す
数字が明確に示されるので 財務計画を立て、
実行しやすくなります。

そしてそれは経営者などが予算や事業計画をたてる際に
有効なツールとなります。

また 複式簿記は資産と負債の状況をいつでも追跡できるため 
横領を防止しやすいというメリットもあります。

なので 社長が社員に会社の金をパクられてもわからないのは
複式簿記できちんと記帳していないか理解していない
場合が多いのです。


このように 複式簿記を理解し記帳することは多くの
メリットがあります。



ですが多くの ビジネスマンの実務においては 
単式簿記の理解だけでO.Kな場合が多い気がします。
※他社の財務諸表を見たり分析したりする仕事の人は除きます。


会社で予算や事業計画などを作成する業務等は
損益計算書(PL)や ある程度の原価計算の知識は
必要かもしれません。

しかし これらは複式簿記ではなく単式簿記の知識で 数字に弱い人
でなければ 理解でき ある程度作成できるでしょう。






なので  「簿記を勉強しても役に立たん」 という意味も
理解できます。





それでも 私は簿記(複式簿記)の勉強は多くの人に必要だと思います。


18世紀、イギリスの産業革命の要素を支えた一つは 会計で
この時代 会計文化と教育はかなりイギリス国民に浸透していました。


ん? また いつもの世界史うんちくになりそうなので・・・・・・・
詳しくは 


帳簿の世界史



を読んでください。

世界史的に スペインが没落したのも、オランダやイギリスが貿易で
覇権を取ったのも フランス革命も帳簿・複式簿記が関係
しているそうです。


しかし 話が大きすぎて これを読んで簿記の重要性は分かっても
勉強しようとはならないかもしれません。




なので まとめると
・よそからお金を借りてくる等で資産を動かす人
・経営者、個人事業主で人(他人)を雇っている人
は簿記の知識が必要です。







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