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関税同盟

  ドイツ関税


1815年ウィーン体制後のドイツは 35の君主国と
4自由都市からなる緩やかな連邦国家でした。

しかし、この体制では中世以来の国内関税が残っていたため
イギリスなどの安価な輸入製品の流入を防ぐことができませんでした。

これに対抗するために出来たのが関税同盟です。


この同盟は まず北部のプロイセンが中心となって結成され
後に中部はザクセン等 南部はバイエルンが中心となり
3関税同盟が結成され そしてこの3関税同盟の結合が進み 
1834年 ドイツ関税同盟が発足しました。

関税同盟で経済的に一体化した国々を のちに
ビスマルク(またはヴィルヘルム1世?)が統一してできたのが
ドイツ帝国です。




戦争南北


イギリスから独立したアメリカ合衆国も、州とよばれ
小国家の連合体でした。


温暖な南部では 地主がイギリスへの綿花輸出拡大を
望んで 自由貿易を主張しました。


反対に 北部ではイギリス製品の流入を嫌う産業資本家が
保護主義を求め ワシントンの中央政府が一括して関税を
コントロールすべきだと主張します。

これが原因(詳細はカット)で起きたのが南北戦争です。


結果、北部の勝利によってアメリカは保護貿易に転じるわけです。




つまり ドイツもアメリカも輸入品に共通関税をかけることで
国家統一できたわけです。

発展途上国が先進国に転換する過程においては
保護主義の採用も効果的な場合もあるわけです。



現在 米中貿易戦争、イギリスのEU離脱問題などの報道をみると
「貿易自由化=善」で「保護貿易=悪」という主張が多い気がします。

これは 極端な保護主義が2つの大戦を招いた
ことが原因だからです。


ですが 保護主義も一時的であれば 
その国のおかれている状況(外交的立場等)により
必要な場合もあるのです。


おわり


この文章、大学生のレポートとかに どうぞ使って。





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