根拠と原因の違い

「査定価格の意見を述べる際の根拠明示義務」というのが
宅建業法(34条)で定められています。

不動産屋に売却相談をした時、まず「査定価格」というものが
が提示されます。

通常、「売主の希望価格」≧「査定価格」になるため
不動産屋はその価格の根拠を示さなければいけません。


「長年やってる 勘です」や「うちは大手不動産屋だから間違いない」
などと査定の根拠を説明する不動産屋は間違っています。

がしかし、不動産媒介業務における査定は
中古車や不動産鑑定における査定とは違い 
100%正しいわけではないのです。



ここからは国語の話になります。

「なぜ そう主張できるのか?」の答えは根拠で
「なぜ その結果が引き起こされたのか?」の答えは原因と言います。


例えば

「なぜ 関西出身だと分かったの?」
「だって彼は語尾に ~やんけをつけるてるもん」

話の語尾にやんけとつけるのは 関西弁ですが、
関西人とは限りません。

意見や推測に対して その根拠を述べています。


一方、

「なぜ 電気炊飯器でごはんを炊いたのに水っぽくなったんだ?」
「それは水を入れすぎたからだ」

これは 原因と結果の因果関係の話で原因を言っています。

通常、
営業マンがなぜこの商品が良いのかを説明するのが根拠、
学校の先生などが授業で結果の説明としてよく使うのが原因。
(の場合が多い)


不動産屋の価格査定書は取引事例における売れる(だろうと思われる)
価格の根拠を述べているだけなので 100%正確とは限らない訳です。
(ネットの一括査定なんか特に・・)


この根拠と原因の違い 学問的にはもっと細かいはずです。
詳しくは調べてください。

おわり

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