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相続人が損害賠償の義務を負います。

走行中の電車への飛び込んで自殺をし、鉄道会社に対し遅延などで
損害を与えた場合、子供等の相続人がその損害賠償の義務を負います。

請求金額も高額なので 時々ニュースにもなっています。



これと同様、賃貸マンションで自殺をし その後の募集で
その住戸の賃料が0または減額になった場合(心理的瑕疵)、
家主に対しその損害賠償の義務は相続人が負います。

また、分譲マンションの室内で自殺し その発見が遅く共用部分まで
異臭が漂い、その臭いで隣接住戸の住民が体調を崩した場合、
損害賠償の義務はこれまた相続人です。(判例あり)

当該住戸で自殺した場合は 心理的瑕疵物件になり
相続人が売ることになる(売る場合) その価額は下がります。


裁判所は、「自殺それ自体は、刑事法を含む公法上の違法行為と 
定められているわけではない。しかし、自殺行為により他者の権利利益を
違法に侵害すれば不法行為が成立する」として「自殺が不法行為となりうる
のであって、自殺によって他人に損害を生じさせた場合には、相続人が
損害賠償の義務を負う」と述べています。


「お父さんが自殺したら残された奥さんや子供がかわいそう。」

だけではなく

これら賠償金まで相続するからかわいそう

なのです。


不謹慎かもしれませんが 
「自殺する人は相続人の経済的負担もよく考えてから自殺しろ」

ということです。




おわり




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