宗教改革

1517年、ドイツの宗教学者 マルティン・ルターは カトリック教会が
発行した免罪符を自身の意見書で批判しました。これが宗教改革の始まり、
プロテスタント(新教)誕生のきっかけとなりました。
昔、高校の世界史か中学の社会科でこれを習った時、私は「なんじゃそら」
「だから何?」でした。そしてその後 何の関心もなくすごしてきました。
昨年、10月31日、この意見書(95か条の論題)
の発表から500周年を記念し ドイツ全土が祝日となりました。
そこで ちょっとだけ学習しました。
プロテスタントが信仰する「神との約束」は勤労・貯蓄(カトリックは
これがダメ)・倹約といった まじめな生き方をしたものでした。
この考えは 後にドイツ・オランダ・イギリス・アメリカ・フランスなどで 革命や戦争を経て
「資本主義」や「民主主義」を生むことになりました
(過程は省略。教養として勉強する価値ありですが 私はしません。)
明治時代、この資本主義・民主主義・の価値観は日本に入ってきました。
現在、日本で 一応公平なルールで、商売してお金儲けできるのは
ルターのおかげなのです。
おわり
正確に言うと この後のカルヴァン派の影響が大。