封建制度の違い(ヨーロッパと日本・中国)


中世ヨーロッパでは法律や警察機能も整備されていなかった為
人々は自分の身や土地を自身で守らなければなりませんでした。

そこで発展したのが 封建制です。

主君は家臣に土地を与え、保障してあげる代わりに
家臣は主君に対し軍事的な奉仕を誓いました。

この封建制は もちろん日本や中国にもありました。

ですがその違いは 日本や中国の主従関係が氏族的・血縁的関係に
基づくのに対し ヨーロッパは双務的契約に基づくものでした。

双務的契約というのは契約を結んだ両者に義務が生じ
一方が契約を破ればもう一方も契約の内容を破棄できるというものです。
(現在の民法の危険負担なんかもこの考えです。)

なので 家来には傭兵が多く、中には複数の主君に従う者もいました。
主君が約束を守らなかった場合、すぐに別の主君に仕えたのです。


これに対し 日本や中国の封建制では家臣は主君に一方的な忠義を要求され
理不尽な命令にでも従わなければなりませんでした。



現在、欧米は契約社会で 一度でも交わした約束を履行しないと
信用が失われる社会です。

外資系企業の取引や雇用形態を見れば明らかです。
取引では契約書を重視しますし、そこで働く人は
条件が良ければライバル会社でも直ぐに転職したりします。


これに対し日本の企業(政治でも)は 地縁・血縁的に基づく雇用形態や
上司と部下との片務的な主従関係など独自の封建制が色濃く残っています。


と言うか同じです。








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